大伴家持
おおとものやかもち
大伴家持は、奈良時代の政治家ですが、歌人として有名です。
三十六歌仙の一人になっています。
万葉集の編纂者は良く分かっていませんが、大伴家持が定説になっています。
桓武天皇の時代に、氷上川継の乱への関与を疑われ都を追放されましたが、すぐに参議に復帰し、さらに昇進しました。
没後に藤原種継が暗殺されます。
生前、大伴家持がこの計画にかかわっていたと思われたため、埋葬を許されませんでした。
百人一首の中にある次の歌は、大伴家持の作です。
「かささぎの 渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞ更けにける」
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