ショート・ショート・バイオグラフィ:短い伝記

藤原不比等

ふじわらのふひと

藤原不比等は、飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した人物です。

藤原鎌足(中臣鎌足)の次男として659年に生まれました。
壬申の乱が終息すると天武天皇が即位しますが、藤原不比等に重責が与えられることはありませんでした。

持統天皇の時代になると、ようやく判事として認められました。

その後、文武天皇の擁立に尽力し、政治的な立場を強めます。
さらに娘の宮子を文武天皇の妻にすることに成功し、生まれた皇子が聖武天皇になりました。
このようにして藤原家は、天皇の外戚になって権力を持つようになります。

また、藤原不比等は、刑部親王や粟田真人らとともに、大宝律令の編纂にもかかわりました。

藤原不比等には4人の息子がおり、それぞれが藤原四家の始祖になりました。

長男武智麻呂藤原南家始祖
次男房前藤原北家始祖
三男宇合藤原式家始祖
四男麻呂藤原京家始祖






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