ショート・ショート・バイオグラフィ:短い伝記

森鴎外

もりおうがい

森鴎外は、明治から大正にかけて活躍した小説家です。
同時に医学博士であり、文学博士でもあります。
本名は森林太郎といいます。

森鴎外は文久2年(1862年)に、今の島根県で生まれました。

東京大学医学部卒業後、陸軍の軍医になり留学生としてドイツに派遣されました。
4年後に帰国し、「舞姫」を発表しました。

軍医としても成功し陸軍省の医務局長まで昇進しました。
当時、脚気(かっけ)はビタミン不足で起こることは知られておらず、森鴎外は病原菌が原因であるという説を信じていました。
このため麦飯の禁止を通達し、結果として25万人の脚気患者を出してしまいます。

大正11年(1922年)、肺結核で他界しました。






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