紫式部
むらさきしきぶ
紫式部は、平安時代中期の作家、歌人です。
藤原為時(ふじわらのためとき)の子として生まれました。
詳しい生没年は分かっていません。
紫式部は若いころ、約2年を父の任国の越前で過ごしました。
やがて藤原宣孝と結婚し藤原賢子(ふじわらのかたいこ)が生まれましたが、宣孝とは早くに死別しました。
その後、一条天皇の中宮の彰子(あきこ)に仕え、この時の経験に基づき、「紫式部日記」「源氏物語」を著しました。
百人一首に次の歌を残しています。
「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」
「紫式部」はペンネームです。
正確な本名は分かっていません。
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