聖徳太子
しょうとくたいし
聖徳太子は飛鳥時代の政治家です。
天皇中心の中央集権国家を目指しました。
聖徳太子は574年に用明天皇の子として生まれました。
当時、仏教を受け入れようとする蘇我馬子と、これを拒絶する物部守屋の対立が深まっていました。
やがて蘇我氏と物部氏の間で戦いが起こると、聖徳太子も従軍します。
推古天皇が即位すると、摂政となり、蘇我馬子とともに国を治めました。
推古天皇は聖徳太子の叔母に当たります。
日本で始めての法律である「十七条憲法」を制定しました。
能力のある人はどんどん取り立てる「冠位十二階」という制度も設けました。
聖徳太子は仏教を大切にしたので、多くの寺を建てました。
その中の一つ法隆寺は世界最古の木造建築物であり、世界遺産に登録されています。
小野妹子を遣隋使として派遣し、外国の優れた文化や学問を日本に取り入れました。
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