ショート・ショート・バイオグラフィ:短い伝記

杉田玄白

すぎたげんぱく

杉田玄白は、江戸時代後期の蘭学医です。
数人の仲間とオランダ語の医学書を翻訳し「解体新書」として刊行しました。

杉田玄白は、享保18年(1733年)に江戸で生まれました。
やがて小浜藩の藩医になりその後、江戸の日本橋で開業医になりました。

江戸時代は鎖国していましたが、徳川吉宗がキリスト教に関係のない書物の輸入を認めたため西洋の学問がさかんになりました。これが蘭学です。

オランダ語の医学書「ターヘル・アナトミア」を見た杉田玄白は、実際の人体の解剖を見学し、ターヘル・アナトミアの正確な内容に驚きます。

その後、前野良沢や他のメンバーとともにターヘル・アナトミアを翻訳し、「解体新書」として刊行しました。
杉田玄白は、解体新書で大変有名になり、11代将軍徳川家斉とのお目通りも許されるようになりました。

晩年には「蘭学事始」を著しました。






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