平将門
たいらのまさかど
平将門は平安時代中期の豪族です。
朝廷と対立して新皇を名乗り、関東で反乱を起こしました。
平将門の生年は分かっていません。
関東で生まれ育ちましたが、十代のころ京へ行き藤原忠平に仕えました。
しかし、10年以上勤めても官位は低いままで、平将門は失望します。
京から故郷に戻った将門を待っていたのは、一族内部の争いでした。
この争いを通じて平将門の強さが知れ渡るようになりました。
その後、常陸国府との間でもめごとが起こり、これが発端となって戦いが起こりました。
平将門は、あっけなく国府を破りましたが、これによって朝廷の敵とみなされてしまいました。
関東一帯を手に入れた将門は新皇を名乗って朝廷への反抗を示します。
朝廷は直ちに藤原秀郷、平貞盛らの軍勢を差し向けました。
将門の軍も善戦しましたが、敵の放った矢が当たり討死しました。
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