ショート・ショート・バイオグラフィ:短い伝記

徳川綱吉

とくがわつなよし

徳川綱吉は江戸幕府の第5代将軍です。
徳を大切にする文治政治を行うなど善政を心がけましたが、治世の後半は生類憐れみの令などの悪法で評判を落としました。

徳川綱吉は、徳川家光(第3代将軍)の四男として生まれました。

徳川家光が亡くなると、兄の徳川家綱が第4代将軍になります。
ところが、家綱は子供に恵まれないまま40歳で死去したので、徳川綱吉が次の将軍になりました。

徳川綱吉は政治改革を積極的に行い、外様大名や身分の低いものでも能力があれば取り立てました。
また綱吉が学問を重んじたことから儒学が盛んになりました。

ところが将軍になって数年がたったころ、生類憐れみの令を出し、庶民の不満を高めてしまいました。
宝永6年、徳川綱吉が63歳で死去すると、生類憐みの令は次の将軍によってすぐに廃止されました。






スポンサードリンク





スポンサードリンク