楠木正成

くすのきまさしげ

楠木正成は、鎌倉時代の末期から幕府滅亡後に活躍した人物です。

楠木正成の出生はよく分かっていません。

元弘元年(1331年)に後醍醐天皇が挙兵すると、楠木正成はこれに呼応して戦いました。
千早城に立てこもり、奇抜な戦法で幕府軍を混乱させます。

元弘3年(1333年)には、足利尊氏、新田義貞も挙兵し鎌倉幕府が滅亡します。

後醍醐天皇による建武の新政が始まると、楠木正成は要職を任されました。

やがて、建武の新政に不満を持った足利尊氏が反乱をおこすと、楠木正成は後醍醐天皇に味方しました。

一度は尊氏を撃退した正成でしたが、湊川の合戦で足利直義と戦い敗れました。

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